2016年3月11日金曜日

seratoマッピングの裏ワザを使いまくったらBeatmix4が最強になった件

はい、どうも。日々マッピングで悩み続けて鬱になりかけてたgekkoです。
今回は前回の記事「Beatmix4をseratoで再マッピングしたら割と強くなった件」の続きです。先にこっちを読んでください。
前回は「割と強くなった」程度ですが今回で

「最強」

になりました。最強ですよ最強。まあpioneerの最強PCDJコン「DDJ-SZ」やDENONの新生「MCX-8000」には勿論敵うはずがないです。しかし、30000~40000円、バスパワー駆動の初、中級機の中ではかなり良くなったと思います。


まずは一つ目、
前回の記事の末尾にPADのAバンクですが結局上下で色が違います(機能は同じホットキューです)とあります。
理屈としてはMIDIコンに〇〇という信号を送る際、それとは別に発光に関する信号も送ります。しかしこれはserato標準のMIDIエディタでは変更できません。serato標準のエディタは細かい設定ができないのです…
これをtwitter上に書いたところこんな返事が届きました。









はい。ちょっと専門的になってきましたが頑張りましょう。
まず、seratoは特定の機器でしか使用できません。逆に言えば使えるコントローラーは全てソフト内にマッピングがあるということです。
そして、自分のようにマッピングを変更したいのであればMIDIエディタ機能を使ってマッピングを変更できます。
その際に変更点のみ(ここ重要!)をXMLファイルに書きだします。

場所はこちら



OSXの場合ですが(おそらくwinも似たような配置でしょう)Music>_serato_>MIDI>Xml>AUTO_SAVE.xml
この位置にあります。
こちらただのテキストファイルなのでお好きなエディタ(メモ帳でもいけます)で開きましょう。

そしたらかなり面倒ですが文字としてマッピングファイルがでてきます。

なんだかプログラマーな気分になりますね。


そしてここから重要。
まず前回の記事のようにseratoのMIDIエディタで一通りマッピングを終わらせます。
そうすると変更点としてxmlファイルに書きだされることになります。

そしたら「cue」で内部検索をかけましょう。いっぱい出てくるはずです。
そのなかから

    <control channel="?" event_type="Note On" control="?">
        <userio event="click">
            <cue_point deck_set="Default" deck_id="?" slot_id="?">
                <translation action_on="any" behaviour="explicit"/>
            </cue_point>
        </userio>
        <userio event="output">
            <cue_point_set deck_set="Default" deck_id="?" slot_id="?">
                <translation action_on="any">
                    <alias name="on" value=""/>
                    <alias name="off" value="0"/>
                </translation>
            </cue_point_set>
        </userio>

このような文字列を探します(??はMIDIの信号だったり
当てはめる役割によって変動します)
ホットキューを設定した数だけあるでしょうか?

そしたら後半の赤いの部分にご注目してください。
これがMIDI OUTPUTで、「対応する場所の発光色をどうするか」を決める値になります。

先程のツイートのPDFファイルの一番下をみると
00→無発光、01-42→、43-85→、86-127→
となるようです。
今回はホットキューの色を青くしたいので85と打ちこみました。

すると


このように下も含めて全て青くなりました。
これで見やすくなりましたね!
色を変えたいときも有効かもしれないです!!!





さらに、前回できなかった「各パッド対応のROLL」の実装もできました!
前回も書いたのですがROLLはLOOPの隠し機能的存在で、設定がLOOPの裏に隠れてしまいマッピングができないのです。




ですがこれ自分の勘違いというかseratoの不親切さが原因でした。
結論から言いますとMIDIマッピング時にALTキーを押しながらクリックすればこれの設定画面が出てきます。



serato公式フォーラムの下の方に
1. In Midi Mode, ALT+CLICK the Loop Length desired
2. Box will appear light grey telling you that you have alt clicked
3. At that point press the desired pad you wish to assign the loop roll to
4. Do this on all desired pads with various loop lengths, they will all translate into loop roll lengths, hence: Loop roll pads!
とあります。


まさに知りたい機能がこれでした。早速実行してみましょう。



LOOPの設定。普通にクリックするとこんな風にでてきます。




ですがALTキーを押した状態でクリックするとこのように裏の機能がでてきます。



あとは振りたいMIDIボタンを押して信号を送りましょう。それで完成です。





問題なく動作しています。SXやSZ、VCI-380の動作そのままです。
これで欲しい機能が全て揃いました。サンプラーを使わなければかなり使いやすい構成になっております。


パッドの構成ですが

パッドAバンク→ホットキュー8つ
パッドAバンク+SHIFT→対応ホットキューの削除
パッドBバンク→ROLL8つ
パッドBバンク+SHIFT→LOOP8つ


このようにしました。
ホットキュー、ホットキュー削除は言わずもがな。アニソン等展開が多い曲では目安として必要なので8つあると便利です。

そして、要のROLLとLOOPの設定。
ROLLは押した間LOOPもするけど離したら元の曲の進行に合わせて進んでいるというもの。
押せば曲の進行を変えずにアクセントになったりして便利です。
対してLOOPですが、曲を繋ぐときに使って尺を伸ばしたり、リアルタイムマッシュアップで使います。一度押せばもう一度押すまでかかりっぱなしなので便利ですが、曲の進行を崩す要因にもなります。
なので自分の中での優先度はROLL>>LOOPとなっています。
よってLOOPの方を+SHIFTキーで起動するように設定しています。


これで本当に使いやすくなった!
もうこの一言に尽きます…
この3日間でseratoの内部機構(半ば裏技的な使い方も)にものすごく詳しくなれたと思います。



あ、ですが色を変えられたのはホットキューのあるAバンクだけで、ROLLやLOOPのあるBバンクはうまく光ってくれません…モウメンドクサイ…


・パッドの光等の凝ったこと→再マッピングしてxmlに吐き出させ、MIDI OUTPUTの値を変更
・裏に隠れてマッピング不可能なもの→ALTキーを押しながらクリック

これだけは覚えましょう!!!!



ところでこの真ん中の左右にあるフィルターってもしかして各チャンネルのハイ・ローパスフィルター?
もしノブ余ってたら振ってみても面白いかも。
自分のやりたいことはし終わったのであとはチョイチョイ遊んでみますね。



最後になるたんさんPCDJ情報さん、ご協力していただいてありがとうございました!!!