2017年7月23日日曜日

リップシンクに最適っぽいVJマッピングを生み出してしまった件

こんにちは。
大きな案件が終わり、様々な活動への意欲が湧いています。



最近、案件がめっきり減ってしまいましたがVJへの意欲がとても強いです。
今年の初めにAPC40mk2を購入しました。
それまでに使用していたAPC20のマッピングをただ当てはめただけのマッピングだったのもありましたし、最近使用しているVJソフトであるgrandVJがそこそこ大きなアプデをしたのでこの機会に作り直してみようと考えました。




その際に今まではエフェクトのトリガーとしてしか使用しなかったnanopadがリップシンクに最適なVJコントローラーであることを発見したのでブログ記事にしてみようと思いました。




こちら、みなさんおなじみnanopadですね。
中古で1000円しないくらいで購入しました。
これをタッチパッド部分を上にした縦置きで使用していました。

こちらを活用してリップシンクに最適な設定をしていきます。




まず、個別のレイヤーのマッピングをするための設定をしましょう。
Optionsの中にあるMap Selected Layerのチェックを外します。


このチェックを外すと個別のレイヤー毎のマッピングができるようになります。
これを行うことで、レイヤーを選択していない状態でもレイヤーで個別の操作ができます。






これで準備ができましたね。
Visualの中にあるSpeedを右クリックしてMIDIマッピングしていきます。







Learnを押しながらnanopadのパッド部分をタッチします。
縦長に使った時に上下で速度を合わせたいのでとりあえず前後に擦って覚えこませます。

この状態でもなかなか面白いマッピングになっているかと思います。
nanopadのタッチパッド部分はピッチベンドの値を取っています。つまりタッチしている時だけその値を出力し、離した瞬間中央値である0の値を吐き出します。
現在は一番上を押すと4倍速、一番下を押すと逆再生の4倍速。何も触れないと速度0になります。

このままでは触れていないと再生しないという状態なのでちょっとパラメータをいじってみましょう。
ピッチベンド時の中央値が100%の速度であれば触れていない瞬間は通常の1倍速再生の値をとります。

このときに下のMax valueとMin valueに注目してみましょう。
grandVJの速度可変は-400%から400%の間になります。
このことから0のとき→-400%、50のとき→0%、100のとき→400%という関係になるので1倍速である100%の時の値は67.5になりますね。

これが中心の値になるようにしましょう。

個人的には逆方向の速度が-100%になるようにしたいので
-100%〜300%になるようにしてみました。
先ほどの関係から最小と最大の値を37.5〜87.5に設定します。




そうすると、nanopadの一番上をタッチすると3倍速、一番下をタッチすると1倍速の逆再生、何も触らないと1倍速になるようになりました。





下の図に簡単にまとめました。
左に行くにつれて速くなり、真ん中を挟んで右に行くにつれて遅くなりますね。







ちょっと速めたい時は上の方をチョイチョイってタッチすればいいし、遅めたいときは下の方をチョイチョイってタッチすれば簡単に合わせられます。


ただこのままでは、再生速度を変えたままにするにはタッチし続けなければいけないと思うかもしれませんが、nanopadの機能の中に「HOLD」をいうものがあります。


ここを押し続けると、パラメータの維持をしてくれるというボタンになります。
これを利用することで「手を離しても1倍速にならない」ようにすることができます。




1000円で買えますし、grandVJでなくても「再生速度を変更」する機能さえあれば、簡単に実装することができます。
Virtual DJのVJ機能レベルでのやりやすさは流石にありませんが、ただのピッチフェーダーでの操作よりかは格段に扱いやすいのではないでしょうか?


まだまだVJマッピングカスタムは始まったばかり。
今後も、アプデを重ねてもっと強いVJができるようになりたいですね。